中国で建設中の台山原子力発電所1号機(EPR、170万kW級)が2018年6月6日、初臨界に達したと報じられた。
同日、フランスEDFのエンジニアリング新原子力プロジェクト責任者がツイッターで明らかにした。
同基は、同年5月30日に中国の安全規制当局(国家核安全局)が初臨界前の検査を終了し、初臨界への移行を認めた旨を公表していた。
同基は、EPRとして世界初の臨界を迎えた原子炉となる。
今後はいくつかの試験を実施したのち、今年中に系統接続される予定。
なお、同2号機についても現在建設中であり、2019年中の運転開始を目指している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

<参考>[中国] 欧州加圧型炉(EPR)の台山1号、世界初の燃料装荷(2018年5月17日掲載)

 

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