2018年7月17日付の業界誌によると、米国エネルギー省(DOE)は、民間部門、研究機関、電気事業者がジョイントベンチャーを組み新型原子炉技術の開発に取り組むプロジェクトに190万ドル余の資金を提供する。
これは7月16日に発表された新型原子炉技術研究に対する総額2,000万ドルのDOE予算の一部。
GE日立Nuclear Energyがチームを主導し、ほかにエクセロン・ジェネレーション、ベクテル、マサチューセッツ工科大学(MIT)が参加し、炉設計を単純化し、プラントの建設コストを低減するための新たな方法を研究する。
同プロジェクトではまたGE日立のBWRX-300(30万kW小型モジュール炉)の運転保守費を低減するための方法も研究する。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

<参考>[米国]ニュースケール社が開発中のSMR、電気出力を20%増強(2018年7月2日)

 

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