米国下院は2018年12月21日、前日の上院に続き、原子力エネルギー革新・近代化法案(NEIMA:Nuclear Energy Innovation and Modernization Act(S.512))を可決し、2019年1月2日、同法案は大統領のもとへ回付された。
NEIMA法は、米国規制員会(NRC)費用徴収プロセスの改革を前進させるもので、成立すれば、同プロセスの公平性・透明性が高まり、現在の運転者と将来の許認可取得者の両方にメリットがあるとされる。
また原子力エネルギー協会(NEI)は、同法は、今後の先進的原子炉の許認可において、効率的で安定的な規制体系の構築に資するとともに、原子力の革新に対する議会の支援を確約するものであるとしている。

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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