ギネイ原子力発電所(ニューヨーク州、PWR)を所有するExelonは2019年11月7日、同発電所が1969年11月9日の初臨界から50年を迎えることを発表した。
最新技術を用いた高経年化対策の実施や、立地地域との良好な関係を維持する努力等により、同発電所の設備利用率は通算で95%以上、また2016年には最高の年間99.6%を達成した。
また同社は、毎年200万t以上のCO2排出を抑制しながら、約50万の家庭や企業に電気を安定供給してきた。
現時点で同発電所の運転期限は2029年9月18日である。
このまま運転を継続した場合、同社が別に所有するナインマイルポイント1号(ニューヨーク州、BWR)の運転期限(2029年8月22日)と同時期に、米国初の事例となる1回目の運転更新期限である60年を迎える。 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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