豪州エネルギー規制局(AER)は2019年12月20日、南オーストラリア州で12月19日午後7時および7時30分の2回、卸電力市場のスポット価格が市場上限価格の1万4,700豪ドル(約112万円)/MWhに達したため、調査を開始したと発表した。
同日は、連日の猛暑により南オーストラリア州と隣のビクトリア州で需給が逼迫していた。
AERは、卸市場の監視機関として、市場価格が5,000豪ドル(約38万円)/MWhを超えた場合、当該事象について調査することになっている。
報告書は2020年2月21日までに公表される予定である。

 

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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