[中国] 「華龍1号」初号炉の熱性能試験が完了
2020年3月31日
中国核工業集団有限公司(CNNC)は2020年3月2日、建設中である第3世代国産原子炉「華龍1号」の初号炉、福清原子力発電所(福建省)5号機(108万7,000kW)の熱性能確証試験(温態機能試験)が完了したことを明らかにした。
CNNCは現在、国外を含めて5基の「華龍1号」型原子炉を建設中であるが、今回の初号炉の熱性能試験での性能確認で、今後の原子炉の燃料装荷、系統への併入、運転開始に向けて大きく前進したとの見方を示した。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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