マレー半島部主要気業者TNBは2020年3月3日、半島部南西のPort Dickson市にあるTuanku Muhriz石炭火力発電所200万kWを系統に接続し、半島部の全発電容量が約2,598万kWになったと発表した。
発電所建設費は120億RM(約3,000億円)であり、出資比率はTNBが70%、三井物産と中国電力が各15%である。
当該発電所は日本製のボイラー、蒸気タービン、発電機を利用した超々臨界圧方式(USC)を採用し発電効率が40%となっており、従来方式の36%と比較して高い効率を達成している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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