フランス電力大手EDFは2020年3月16日、同国ノルマンディー地方における新型コロナウイルス感染拡大を受け、同地域に位置するフラマンビル原子力発電所(PWR、130万kW級×2)において、「パンデミック計画」を発動した。
同発電所1、2号機は2020年3月現在点検のため停止しているが、同計画に基づき、点検に係る保守作業は一時中断され、施設の安全およびセキュリティに不可欠な従業員約100人のみが入構を許可される。
1、2号機は2020年5月末の運転再開を予定していたが、遅れることが濃厚とみられる。
また、建設中の同3号機における作業は縮小されるとしている。

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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