[米国] EPA、CO2地中貯留施設の認可権限をワイオミング州へ委譲
2020年4月30日
2020年4月6日付の業界紙によると、環境保護局(EPA)は4月1日、ワイオミング州のCO2の地中貯留施設(CCSで回収されたCO2を貯蔵する施設、施設名:クラスⅥ)に関する認可権限を、EPAから同州へ委譲すると発表した。
この認可は、CO2地下貯留による地下水への影響を防ぐものであり、この権限移譲によりワイオミング州はCCS施設を推進することが可能となるとしている。
本件は今後45日間のパブリックコメントを経て最終的に決定となる予定。
なお、これまでノースダコタ州に対しても同様の権限委譲が行われている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
以上