ロシア国営原子力企業ロスアトムは2020年6月8日、ベロヤルスク原子力発電所4号機(高速増殖炉、86万4,000kW)の燃料を、現在のウラン燃料とMOX燃料の混焼から、2022年にMOX燃料専焼に切り替えると発表した。
同号機は現在運用されている世界最大規模の高速増殖炉であり、2016年から運転を続けている。
同発電所の安全責任者であるShaloumov氏はフルMOXへの切り替えについて、「ロシアが目指すクローズド燃料サイクルに向け重要な段階に移行する」としている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

以上