米国の国際開発金融公社(DFC)は2020年10月16日、米国ニュースケール社による南アフリカにおける250 万kW の原子力開発計画を支援するための予備的合意書(LOI)に署名したと発表した。
成功すれば、ニュースケール社はアフリカ大陸で米国初の原子力IPP となり、アフリカ有数の経済大国で米国政府にとって主要パートナーである南アフリカにおけるエネルギーの強靭化と安全保障の支援に貢献することになる。
DFC の発表はアトランティック・カウンシルとの共催で開催された「アフリカの未来への投資」会議で行われ、会議にはアフリカ諸国の首脳、米国政府高官、アフリカ開発金融機関などが一堂に会した。
DFC は2020年7月にそれまで禁止していた海外での原子力プロジェクトへの資金提供を解除している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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