[中国] 国産第3 世代炉「華龍1 号」、世界初の臨界状態へ
2020年11月13日
中国核工業集団有限公司(CNNC)は2020年10月21日、第3 世代設計で国産炉である「華龍1 号」を採用した福清原子力発電所5 号機(福建省、PWR、115 万kW)が臨界状態に達していることを発表した。
「華龍1 号」はCNNC と中国広核集団有限公司(CGN)の開発技術を統合し、開発した炉型で、海外を含む7 基(パキスタン2 基、国内5 基)が建設中である。
同発電所5 号機の臨界は同炉型において世界初であり、規制機関である国家核安全局の確認を受けながら慎重に進められている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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