2022年1月19日付の報道によると、英国カンブリア州アラデールで、高レベル放射性廃棄物(HLW)の地層処分施設(GDF)設置に向けた議論を進めるためのコミュニティ・パートナーシップが結成された。
同パートナーシップは、同州で2021年11月に設立されたミッドコープランドGDFコミュニティ・パートナーシップ、同12月設立のサウスコープランドGDFコミュニティ・パートナーシップに続き、3番目となる。
コミュニティ・パートナーシップは、前段階のワーキング・グループよりも長期的なグループであり、特定された探索地域内でGDFの建設に適した場所に関する詳細な検討と議論をするために、より多くの人々で構成される。
パートナーシップごとに年間100万ポンド(約1億5,400万円)の投資資金をコミュニティに提供できるほか、地質評価の深層ボーリング調査が行われる場合には、年間250万ポンド(約3億8,500万円)まで増額するという。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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