英国のエネルギー安全保障・ネットゼロ省(DESNZ)は2024年1月22日、サイズウェルC新設計画のインフラ整備に向けて、13億ポンド(約2,400億円)の追加投資を行うことを発表した。
既存の予算から拠出されるこの資金は、サフォーク州の現地周辺の道路や鉄道の整備など本格的な建設開始前の準備作業を支援する。
この段階での政府支援は、計画の工程通りの進捗や、全体的コストの抑制につながるという。
英国政府は2022年11月、6億7,900万ポンド(約1,300億円)を同計画に出資し、EDFと50%ずつのパートナーになると発表。
2023年の夏には、さらに5億1,100万ポンド(約960億円)を投資している。
一方、EDFは2022年11月、最終投資決定時の条件として、最大20%の少数株主持分のみの保持やグループバランスシート上の同計画の連結除外などを挙げた。
また英国政府は2023年9月、同計画への投資家募集に伴う候補の事前資格審査を開始している。 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】 

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