2024年2月23日付の報道によると、フィリピンのエネルギー省(DOE)は、2033年までに同国初となる原子力施設を建設するためのロードマップを2024年2月中に発表する予定である。
DOEのSharon Garin次官によると、ロードマップには原子力発電産業の実現に向けて各機関の責任が明記される。
なお1986年までに建設はほぼ完了したものの運開に至らなかったバターン原子力発電所はロードマップに含まれない。
同次官は、原子力発電所の候補地として12カ所を特定したが、今後さらに立地評価をする必要があると述べている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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