ビクトリア州政府は2024年3月13日、州政府が実施するヒートポンプ給湯器支援への申請が当初の想定を上回ったため、予算を増額して対応すると発表した。
2023年7月以降、ヒートポンプの補助申請は1万6,132件に達し、前年度より2倍以上増加した。
このため州政府は申請の枠を8,000件追加することを明らかにしたもの。
同州は2024年1月から新設住宅や政府関係建物へのガス供給を禁止したことが背景にある。
州政府はヒートポンプ導入に対して1,000豪ドル(約9万8,000円)を補助しており、ヒートポンプを導入することで年間のエネルギー料金が400豪ドル(約3万9,200円)低減され、ルーフトップ太陽光と併設すれば、削減効果は最大1,400豪ドル(約13万7,000円)まで拡大すると説明している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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