米国エネルギー省(DOE)は2024年6月27日、米国内で生産された低濃縮ウラン(LEU)の購入に関する提案依頼書(RFP:Request For Proposals)を発行した(DOE提出期限は同年8月26日)。
ロシアからの輸入への依存を断ち切ることを目的としたもので、最大10年間の契約を2件以上締結する予定としている。
資金は2024年5月に「ロシア産ウラン輸入禁止法」の成立に伴い使用が可能となった27億ドルを用いる。
DOEによると、今回のRFPを通じて、新規の濃縮施設や既存濃縮施設の能力拡張によって生産されるLEUを購入し、国内の原子力発電所を運転する事業者に売却するとしている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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