フィンランドのフォータム社は2024年9月18日、ドイツのユニパー社とともに所有するスウェーデンのオスカーシャム原子力発電所3号機(BWR、145万kW)について、運転期間を60年から80年へ延長するための調査を実施すると発表した。

両社は、同号機が2060年代半ばまで電力システムに貢献できる可能性が高いと考えており、どのような対策を講じれば運転期間を延長できるのか、分析作業を拡大・深化させるという。

同号機は1985年に運転を開始し、2009年には運転期間延長と出力増加を実施した。

ユニパー社は同発電所の54.5%を所有し、残り45.5%をフォータム社が所有している。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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