ロシア国営原子力企業ロスアトムは2024年10月18日、ロシア、中国、南アフリカ、ブラジル、イラン、エチオピア、ボリビアを含むBRICS+加盟国などの原子力関連企業・団体のトップが、創設中の原子力エネルギープラットフォームの初会合を開催したと発表した。

BRICSは2024年1月、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アの5カ国からイラン、エジプト、エチオピア、アラブ首長国連邦を加えた9カ国に拡大したことからBRICS+とも呼ばれ、さらに20カ国以上が参加に関心を示している。

同プラットフォームは、原子力の開発、協力、ベストプラクティスのシェア、研修などの分野でBRICS+諸国の企業を支援し、加盟国におけるプロジェクト実施のインセンティブとなるメカニズムとモデルを開発することが目的。

ロスアトムのリハチェフ総裁は、同プラットフォームの法的な正式設立プロセスが開始され、計画は満場一致で支持されたと述べた。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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