[マレーシア] 政府、第13次マレーシア計画に原子力導入を盛り込む
2024年11月21日
2024年11月5日付の報道によると、マレーシア政府は、2025年に発表予定の第13次マレーシア計画(13MP)に原子力導入の可能性についての記載を正式に盛り込む予定である。
Rafizi Ramli経済大臣によると、政府は将来的に原子力発電を同国のエネルギー源として利用することを検討しており、13MPへの盛り込みについては既にエネルギー委員会(EC)で決定され内閣で承認されたという。
より安全で運用コストも安価な小型モジュール炉(SMR)の技術が世界中で利用可能となったことから、政府は同国における原子力発電の実現可能性調査の実施を決定したという。
また同大臣は、原子力発電導入の初期段階では厳格な規制の枠組みを構築する必要があり、エネルギー移行・水資源変革省(PETRA)と科学技術革新省(MOSTI)が責任を持つと述べた。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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