米国原子力規制委員会(NRC)は2024年12月11日、ニューメキシコ州に濃縮工場を持つウレンコUSAによる、ウラン濃縮度を最大10%まで引き上げるライセンス変更申請(LAR)を承認した。

同月10日付の米国連邦官報の中でNRCは、同社が2023年11月に申請したLAR案に関する環境アセスメントを作成し、重大な影響はないとの結論を出し、同社の提案では既存の施設と設備を使用するため、新規施設の建設や既存の建物の改修は行われないとしている。

同社によれば、今回の承認は米国の原子力産業にとって大きな前進であり、既設炉の運転環境が改善し、新しい設計の原子炉が市場に投入される道が開かれるという。

2025年春頃にライセンス変更の要件に関する実施状況をNRCが審査し、同濃縮工場にある全カスケードにおいて最大10%のウラン濃縮が許可される予定。

同工場の生産容量440万SWUは、米国濃縮需要の3分の1に相当する。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】

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