[米国] TVA、SMR評価の共同契約者としてベクテル、S&L、GE日立を選定
2025年2月12日
テネシー渓谷開発公社(TVA)は2025年1月23日、テネシー州のクリンチリバー敷地内で建設を検討中の小型モジュール炉(SMR)の初期建設計画とコストを評価する共同請負業者として、ベクテル、サーゲント&ランディ(S&L)およびGE日立を選定したと発表した。
全関係者を統一された計画に一致させることに主眼を置く従来の原子炉建設プロジェクトと異なり、ベクテルとS&Lは、GE日立およびTVAと緊密に連携し、非常に統合度の高いプロジェクトチームとして、クリンチリバー1号機の計画と設計を(場合により調達、建設および試運転まで)行う。
このような作業プロセスの統合を促進する統合プロジェクトデリバリー(IPD)モデルは、関係者に予算と工程を厳守するインセンティブを与え、目標予算と工程に向けて積極的に協力し合うことで、原子力技術革新の推進、リスクの共有およびコストの削減に大きな利点をもたらすとしている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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