2025年1月23日付の報道によると、インドネシアのエネルギー鉱物資源省(ESDM)は原子力発電所の運開を当初目標の2032年から2029年に前倒ししようとしている。

ESDMのYuliot Tanjung副大臣は、エネルギーミックスの目標を達成するには、原子力発電所の建設を加速する必要があり、政府は原子力計画実施機構(NEPIO)を設立する必要があると述べた。

現在ESDMではNEPIO設立に関する大統領令の草案が作成されている。

また、同じく作成中の「国家電力開発計画(RUKN)2025-2060」には、同国の発電容量は2060年までに443GWに達すると記載されており、その内79%は新エネルギーと再生可能エネルギー由来ものとされているという。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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