米国原子力規制委員会(NRC)は2025年1月24日、同委員会が掲げるミッションステートメントの更新を承認したことを発表した。

更新後のステートメントでは、効率的で信頼性の高い許認可、監督および規制を通じて民生用原子力技術と放射性物質の安全・確実な利用と配備を可能にする旨が盛り込まれている。

今回の更新については、2024年7月に成立したADVANCE法によって、NRCは安全性のみに焦点を当てるのではなく、原子力利用を拡大する文言を追加するよう連邦議会から指示されていた。

NRCのデビッド・ライト委員長は、「米国の原子力の未来は岐路にあり、NRCは解決策の一翼を担うべきだ。新たなミッションは、議会の意向に沿い、原子力技術の推進役となるものである」と述べている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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