[英国] NWS、英国の地層処分場の「重点地域」を3つの地域社会に特定
2025年2月18日
英国原子力廃止措置機関(NDA)傘下の原子力廃棄物サービス(NWS)は2025年1月30日、高レベル放射性廃棄物の地層処分施設(GDF)の建設に適した場所と意欲的な地域社会(community)を探すための「重点地域」を発表した。
同地域は、現在このプロセスに参加しているカンブリア州のミッド・コープランドおよびサウス・コープランド、ならびにイースト・リンカーンシャーの3つの地域社会の中にある。
重点地域の特定はGDFの建設を意味するものではなく、建設開始は、場所の特定、地域社会の受け入れ表明、そして必要なすべての同意と許可が得られた場合のみとされる。
NWSのパーCEOは、「GDFは、適切な立地と意欲的な地域社会の両方が整って初めて開発されるもの。このため、各地域の人々に継続して話をしていく」と述べた。
NWSは今後、輸送や環境などの立地評価調査や受け入れ可能性に関する立地特性調査に集中できるという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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