X-energy社は2025年2月6日、Segra Capital Management、Jane Street、Ares Management funds、Emerson Collective、AmazonのClimate Pledge Fundなどからの資金提供を受け、シリーズC-1増資ラウンドを完了し、7億ドルを調達したと発表した。

この資金調達により、X-energy社の小型モジュール炉(SMR)「Xe-100」(高温ガス炉、8万kW)の設計やライセンス取得とともに、テネシー州オークリッジで建設中のTRISO燃料製造施設の第1段階作業がさらに進むことになるという。

Xe-100は複数ユニットで構成される計画となっている(出力合計32万~96万kW)。

X-energy社はテキサス州にある化学大手ダウ社のUCC Seadrift Operations製造サイトで初号機を導入予定であり、また、AmazonとX-energyは協力し、2039年までに米国全土で500万kW以上のSMRを展開する計画である。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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