2025年3月6日付の報道によると、ロシアの原子力規制当局(Rostechnadzor)は、クルスク第二原子力発電所3号機の建設予定地に対する立地許可を発行し、建設準備作業の開始を承認した。

同発電所はロシア西部のウクライナ国境から約60kmに位置し、最新型の原子炉(VVER-TOI、125万5,000kW)4基で構成される予定であり、同1号機は2018年に着工し、2号機も建設中。

この新設発電所は、2031年までに閉鎖予定のクルスク第一原子力発電所(RBMK-1000型、100万kW×3)に代替する形で建設される。

JSC ASEのハジン社長補佐は、立地許可証の取得で建設準備を開始することが可能となると述べた。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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