容量市場オークションを主催している系統運用機関NESOは2025年3月5日、1年先(T-1、2025/2026年分)、同11日に4年先(T-4、2028/2029年分)のオークションの結果(暫定)を公開した。

T-1では246ユニット、計7,936.289MWが落札し、落札率86.99%、約定価格20ポンド/kW/年(約3,880円/kW/年)となった。

落札容量の内訳は原子力が約45%、ガス火力が約30%、バッテリーが約9%、デマンドレスポンスが約8%、他は再エネや連系線などとなった。

T-4では669ユニット、計3万4,055.073MWが落札し、落札率96.41%、約定価格60ポンド/kW/年(約1万1,645円/kW/年)となった。

内訳はガス火力が約63%、連系線が約16%、デマンドレスポンス、バッテリー、揚水がそれぞれ4%ずつなどとなった。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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