世界原子力協会(WNA)は2025年3月12日、アマゾン、ダウ、グーグル、メタなどの大手企業14社が「大規模エネルギー使用者誓約(Large Energy Users Pledge)」に署名し、2050年までに世界の原子力発電設備容量を3倍にするとの目標を支持することを発表した。

米国ヒューストンで開催された世界エネルギー会議「CERAWeek 2025」に並行するイベントで発表された。

同目標は2023年9月に開催された世界原子力シンポジウムで最初に発表されたもので、31カ国が支持しており、また付随する業界誓約(Industry Pledge)を通じて140社以上の原子力関連企業から支持を受けているほか、大手国際銀行および金融機関合計14社も支持を表明している。

WNAのレオン事務局長は、「本日の誓約は出発点であり、今後さらに多くの企業が参加することを期待している」と述べている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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