小型モジュール炉(SMR)「Xe-100」(高温ガス炉、8万kW)を開発中のXエナジー社と化学大手ダウ社は2025年3月31日、テキサス州シードリフト・サイトで計画しているSMRプロジェクトの建設許可申請書を原子力規制委員会(NRC)に提出したと発表した。

当該プロジェクトはメキシコ湾岸地域に位置する同サイトにてXe-100を4基(計32万kW)設置し、電力および産業用蒸気を提供する計画。

両社は、審査には最大30カ月かかる可能性があるとしている。

また、建設開始は許可取得後にダウ社が財務収益目標を達成しながらプロジェクトを遂行できる見通しを得た場合と説明しており、この場合2020年代後半に建設開始、2030年代初めに稼働を開始する可能性があるという。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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