[ロシア] 高速炉ベロヤルスク3号機、2040年まで運転ライセンス延長
2025年4月17日
ロシアの原子力規制当局(Rostechnadzor)は2025年3月31日、高速炉のベロヤルスク原子力発電所3号機(BN-600、60万kW)の運転を15年間延長し、2040年までの稼働を承認した。
当局は原子炉容器、炉内構造物、熱交換器支持構造物などの包括的な安全評価について、「設備は最新の安全基準に適合している」と結論付けた。
これにより、運転期間は合計で60年となる。
同号機は2009年から原子炉第2緊急保護系、空気熱交換器を用いた緊急冷却系、バックアップ制御盤の設置など大規模な近代化が行われ、2025年まで15年の運転延長が認められていた。
今回の延長に向けては、蒸気発生器や循環ポンプの交換なども実施された。
同号機は、将来の第4世代炉であるBN-1200MやBRESTに用いられる燃料・材料の検証にも活用され、また、ロシア国営原子力企業ロスアトムの高速炉開発「ブレイクスルー」プロジェクトにおける試験設備として戦略的な意義を持つ。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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