[ベルギー] 議会下院、脱原子力政策の撤回を求める法案を可決
2025年5月29日
ベルギー連邦議会下院は2025年5月15日、同国で2003年1月に制定された原子力発電所の段階的廃止と新規原子力発電所の建設禁止を定めた連邦法を廃止する法案(通称「ビエ法」)を賛成102票、反対8票、棄権31票で可決した。
同法案は2024年7月、マチュー・ビエ下院議員がエネルギー大臣就任前に、同僚らと脱原子力政策の撤回を求めて議会に提出していたもの。
政府は、エネルギー源を二元的で不毛な対立ではなく、実用的かつ補完的に使用するための改革を産業界、専門家、安全当局と協議しながら行うと述べた。
なお、2025年11月に同国最後の原子炉として閉鎖予定だったドール4号機(PWR、109万kW)とチアンジュ3号機(PWR、108万9,000kW)については、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を受け、政府とエレクトラベル社の間で、両号機をさらに10年間稼働させることで2024年12月に最終合意している。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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