[韓国] KHNP、新ハヌル3号機を着工
2025年6月13日
韓国水力原子力発電(KHNP)は2025年5月20日、新ハヌル原子力発電所3号機(APR1400、140万kW)を着工したと発表した。
同号機は2032年に竣工する予定。
同3、4号機は2023年6月、産業通商資源部(日本の経済産業省に相当)から実施計画の承認を受けて準備工事を再開し、2024年9月には韓国原子力安全委員会(NSSC)から建設許可を取得し、主要建物の基礎掘削工事を開始していた。
両号機をめぐっては、KHNPが2016年1月に建設許可を申請し、当初、3号機の営業運転は2022年、4号機はその1年後に予定されていた。
しかし、KHNPは2017年5月、当時の文在寅大統領の脱原発政策を受けて、同発電所の建設計画を一時停止すると発表。
その後2022年5月に就任した尹錫悦大統領の政権下で両号機の新設計画が復活した。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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