[米国] 世論調査、党派を問わずに支持を受けた原子力の支持率が59%へ上昇
2025年6月19日
米国の調査機関ピュー・リサーチ・センターは2025年6月5日、米国では5年前に比べて再生可能エネルギー(再エネ)の支持率が大幅に低下する一方、党派を問わず支持を増やした原子力発電の支持率は、50%未満から59%へ上昇したとの調査結果を公表した。
同調査は、2025年4月28日~5月4日に5,085人の米国の成人から回答を得て実施。
第一次トランプ政権末期の2020年に太陽光、風力、原子力の各発電を支持していた党派別の割合は、共和党支持者では84%、75%、53%であり、民主党支持者では94%、90%、37%であった。
第2次同政権発足直後の今回調査におけるそれぞれの割合(5年前からの増減ポイント)は、共和党支持者で順に61%(▲23)、48%(▲27)、69%(+16)であり、民主支持者で91%(▲3)、87%(▲3)、52%(+15)であった。
再エネ支持率は民主党支持者の間でも微減した一方、原子力支持率は党派に関係なく大幅に上昇した。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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