オランダの海洋建設企業Allseas社は2025年6月5日、船舶および陸上利用を想定した小型モジュール炉(SMR)の設計・開発・展開を進める5カ年計画を開始したと発表した。

同社は高温ガス炉(HTGR)を採用し、TRISO燃料を用いた電気出力25MWのSMRを導入する方針である。

初年度に設計を固め、オランダ原子力安全・放射線防護局(ANVS)や国際海事機関(IMO)、国際原子力機関(IAEA)などの規制機関、英国のロイド・レジスター(LR)社との協議を経て、原型炉の開発を進める予定。

産学連携では、TNO、NRG-Pallas、デルフト工科大学(TU Delft)、王立オランダ船主協会(KVNR)などと協力する。

2030年までに専用生産施設での量産開始を目指し、当初は陸上設置型SMRを優先する。

Allseas社は2030年までに温室効果ガス排出量を30%削減し、2050年までにネットゼロを実現する目標を掲げている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】

以上