[アルゼンチン] 国産SMR「ACR-300」の建設と燃料サイクルの再構築へ
2025年6月26日
2025年6月6日付の報道によると、アルゼンチン原子力委員会(CNEA)は、設立75周年記念式典において、自主開発した小型モジュール炉(SMR)である「ACR-300」(PWR、30万kW)の展開、ウラン採掘、濃縮再開などの次年度の優先目標を発表した。
式典では、原子力評議会のReidel議長が「ACR-300の開発により、世界へ向け、クリーンで安定かつ拡張可能なエネルギー源を提供する」と強調。
アトーチャ発電所の敷地内で、今後5年以内に4基のACR-300の建設を完了させ、国内の原子力発電容量を倍増させるとした。
また、CNEAは、国内ウラン資源を活用し、燃料サイクルを自立的に構築する意向を示した。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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