2025年6月16日付の報道によると、ルクセンブルクで開催されたEUエネルギー担当閣僚理事会に合わせて開かれた欧州原子力同盟の直近の会議で、これまでオブザーバーだったイタリアが正式に加盟し、ドイツのライヒェ エネルギー大臣がオブザーバーで参加した。

イタリアのフラティン環境・エネルギー安全保障大臣は、政府の選択に沿った加盟であり、技術の中立性を推進すると発言した。

スウェーデンのブッシュ エネルギー大臣は、ドイツは技術中立性へと回帰しつつあるとし、「エネルギー安全保障を達成するための調整可能なベースロード電源」の必要性をライヒェ大臣は理解している」と称賛した。

2023 年にフランスが主導して立ち上げた欧州原子力同盟の今回の会議には、イタリアとフランスの他、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ、ハンガリー、オランダ、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スウェーデンの合計12カ国が参加した。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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