米国原子力規制委員会(NRC)は2025年6月17日、スタッフが提案した、マイクロ炉(出力が大型炉の1%以下の小型炉で、工場で建設・燃料装荷・試験を行った後に運転サイトへ輸送される炉)の配備を可能にする3件の政策課題を承認する通達を発行した。

承認事項は、(1)臨界反応を防止する機構を備えた状態で製造されたマイクロ炉については、燃料が装荷されていても「運転中」と見なさない、(2)臨界防止機構を備えたマイクロ炉は、燃料所有を許可するNRCライセンスがあれば、工場内で燃料を装荷できる、(3)商用マイクロ炉の工場内での運転試験に関して、非発電用原子炉に適用される規則を用いて許可できる、の3件。

さらに委員会は、ADVANCE法と大統領令に基づき、商用展開への円滑な移行を可能とする規制プロセスの効率化を推進するため、エネルギー省と国防総省が進めるマイクロ炉プロジェクトとの連携を図るようスタッフに指示した。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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