中国最大の送配電事業者である国家電網有限公司は2025年7月22日の年度中の工作(業務)会議において、7月16日に記録した15億kWを超える全国の最大負荷(前年比5,500万kW増)に対応する供給確保に注力するとともに、関連設備への投資拡大を継続し、年間の投資額が過去最大となる6,500億元(約13兆円超)を超える見通しであると表明した。

投資は、超々高圧(UHV)の交流および直流の重要プロジェクトの建設推進のほか、設備製造、基幹電力網の最適化、配電網の強化などの重要分野を通じて、再エネ電源の受け入れ拡大のために必要な分野へ配分される。

国家電網は、経済全体の安定生産、サービス市場の拡大、効率の向上を支援すると表明した。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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