米国の連邦議会上院は2025年7月28日、ディビッド・ライト氏を原子力規制委員会(NRC)の委員長に5年間の任期で正式に承認した(賛成50、反対39)。2018年5月からNRC委員を務めるライト氏は2025年1~6月にも委員長を務めた経歴を持つ。NRCは独立規制機関であるが、2025年6月には民主党系のハンソン委員が解任され、エネルギー省(DOE)職員がNRCに派遣されるなど政権による介入が懸念されている。また、共和党系のカプト委員は、ライト氏の承認に合わせて辞任する意向を表明し、2025年8月1日に辞任した。カプト委員は、2017年にトランプ大統領によって任命され、2022年にバイデン大統領によって再任されたため、任期はあと2年残っていた。関係者からは、NRCの慎重な文化が新技術の導入を妨げているとの批判と、改革が業界に悪影響を与えるとの懸念の双方が出ている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】

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