[英国] 独立タスクフォース、原子力規制の抜本的改革を提言する中間報告を発表
2025年8月29日
英国政府が設置した原子力タスクフォース(TF)は2025年8月11日、原子力規制制度の「一世一代の抜本的改革」が必要だとする中間報告を発表した。
同年4月に設置されたTFは、民生・軍事用の原子力プロジェクトの承認が、現在の制度では「不必要に遅く、非効率かつ高コスト」になっていると指摘。
現行制度が複雑化し官僚主義的になった結果、規制が過剰となり、実質的な安全性向上につながっていないと分析している。
最終勧告で焦点を当てる6分野として、リスクへの効率的対応、重複規制、革新技術に対応できない旧態化した枠組み、幅広い専門知識の維持、国際標準化による効率化、遅延コストへの理解向上を挙げている。
TFは今後、規制当局、産業界、政府と協力して最終報告書と勧告を今秋に出す予定。
英国原子力規制局(ONR)は、TFが規制上の課題を早期に特定したと認識しており、引き続きTFを支援して最終報告書に向けて情報を提供していくとしている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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