中国核工業集団公司(CNNC)は2025年8月11日、同集団の原子力発電部門を統括する上場子会社中国核電(CNNP)と地元企業数社が出資している金七門原子力発電所1号機の原子炉建屋基礎コンクリートの初打設(FCD)を同月10日に開始したことを発表した。

これをもって同サイトは正式着工を迎え、CNNCにとって浙江省における秦山、三門に次ぐ3つ目の原子力発電サイトとなった。

金七門サイトでは、全6基の建設予定となっており、その第1期となる1、2号機は2023年12月に国務院の批准を得て、設計寿命60年の自国産「華龍一号」(120万kW級、PWR)を採用している。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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