[スペイン] イベリア半島大停電の再発防止策を盛り込んだ法案、議会で否決
2025年9月5日
スペイン下院は2025年7月22日、政府が提案したイベリア半島大停電の再発防止策を盛り込んだ法案を否決した。
反対には野党の国民党(PP、中道右派)とVOX(極右)に加え、ポデモス(極左)の一部議員が加わり、反対票183票、賛成票165票で法案成立に至らなかった。
サンチェス首相率いる左派政権は2025年6月24日、同年4月28日に発生したイベリア半島大規模停電の再発防止策として、送電網の監視強化や電圧管理の改善、再エネ用蓄電池の設置促進などを柱とする同法案を議会に提出していた。
一方で、反対派は、同法案が実効性に乏しく、政府の失策隠しに過ぎないと批判している。
現地報道によれば、国民党は法案採択を容認するようエネルギー業界から圧力を受けていたものの、サンチェス首相との関係悪化を背景に、同氏に立法上の勝利を与えることを拒んだと伝えられている。
なお、サンチェス首相は再提案の意向を示している。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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