英国原子力規制局(ONR)は2025年9月15日、米国原子力規制委員会(NRC)との改訂覚書(MoU)に署名し、両国における規制の効率化と先進型炉の導入加速に向けた両機関の新たな取り組みを発表した。2020年の協力契約を再確認した同MoUのもと、ONRと英国環境庁はNRCと連携し、新共同イニシアティブを発表。(1)重複作業の削減と迅速な意思決定:2年以内の原子炉設計審査と1年以内のサイト許可を目標。(2)規制負担の分担:両当局が主導して審査分野を特定し、相互の評価を承認。法的順守の確保と独立した意思決定維持のため、適切なデューデリジェンスを実施。(3)審査の加速化:一方の規制当局が既に完了した設計評価を、別の規制当局が最大限受け入れることで重複を回避し、導入を迅速化。英国政府も同日、原子力プロジェクトの許認可取得期間をこれまでの約3~4年から約2年へ短縮するなどにより、英米企業の原子炉新設が早まると発表した。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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