米国エネルギー情報局(EIA)は2025年9月30日、2024年の米国における商用炉向けウランの調達状況に関する年次報告書を発表し、依然として海外依存が高いものの、国内調達量が回復し、2023年のほぼ2倍に増加したと報告した。

2024年に発電所の所有・運営者が国内外から購入したウランは合計5,592万lbU3O8に達し、2023年の5,163万lbU3O8から8%増加した。

このうち、国内調達量は2023年の239万lbU3O8(調達比率4.6%)から2024年の433万lbU3O8(同7.7%)へ8割強増加した。

また、2024年のウラン購入の加重平均価格はlbU3O8当たり52.71ドルで前年の43.8ドルより2割上昇した。

供給元としては、カナダが最も多く全体の36%を占め、次いでカザフスタン(24%)、オーストラリア(17%)、ウズベキスタン(9%)、ナミビアおよびロシア(各4%)が続いた。

特にロシアからの輸入量は203万lbU3O8と前年から66%減少し、地政学的な影響が顕著に表れた。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】

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