[英国] 保守党党大会、2050年ネットゼロ目標の撤廃を目指す
2025年10月24日
英国の最大野党である保守党は2025年10月5~8日に党大会を開催し、党首のベーデノック氏や影の内閣でエネルギー担当大臣を務めるコウチーニョ氏らが演説を行った。
この中で両氏は、保守党が次期政権を獲得した場合に、2050年ネットゼロ目標を規定する「2008年気候変動法」を撤廃し、経済破綻に繋がらない現実に即した気候変動対策を主導していくことを宣言した。
ベーデノック氏は、自らを気候変動懐疑派ではなくネットゼロ懐疑派であると称し、炭素税や風力・太陽光の補助金を撤廃することで平均的な家庭で年間165ポンド(約3.3万円)電気料金を低減する「Cheap Power Plan」を推進するとした。
コウチーニョ氏は、与党労働党の現エネルギー省大臣であるミリバンド氏が2008年当時に気候変動法を成立させ、以後の保守党政権下でも中央集権型の誤った政策作りに繋がったと批判した。
なお報道によると、この表明に対しては党内でも賛否が分かれているという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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