ドイツのバイエルン州首相でキリスト教社会同盟(CSU)党首のマルクス・ゼーダー氏は2025年11月15日、地元紙のインタビューで、ドイツ経済の立て直しには小型モジュール炉(SMR)の導入が必要だと訴えた。

連邦政府がガス火力と再エネ拡大を進めていることには、巨額の補助金なしには成り立たない政策だと批判し戦略転換を求めた。

また、ドイツが米国からシェールガスを輸入しながら国内ガス開発を拒み、フランスやチェコから原子力由来の電力を買いながら自国の原子力を否定しているのは不誠実だとし、自ら課した制限を外すべきだと主張した。

これに対し連立与党の社会民主党(SPD)は、SMRを含む原子力は最も高コストの電源であり、従来の原子炉同様に極めて大きな安全リスクがあるとして、ゼーダー氏の提案は現実的でないと反論し、再エネと蓄電を組み合わせれば、より安価かつ迅速にクリーンで安全な国産エネルギーが供給可能と主張した。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】

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