[英国] 独立タスクフォース、原子力規制の抜本的改革へ47項目の提言を発表
2025年12月12日
英国政府が設置した、原子力規制に関する独立タスクフォース(TF)は2025年11月24日、規制の効率化と統合を目的とした47項目の提言を発表した。TFは、規制制度の複雑化とリスク回避傾向の高まりが原子力プロジェクトの大幅なコスト超過と計画遅延を招いているとして「抜本的なリセット」が必要と指摘。主な提言は、首相による戦略指針の発出、主要な原子力規制に関して一元的に審査・決定を行う「原子力規制委員会」の新設、リスク許容度の明確化、サイト調査に代わる自然基金拠出を認める環境アセスメント改革、防衛原子力安全規制機関(DNSR)の英国原子力規制局(ONR)への統合、安全評価文書を規制でなく事業者のためという本来の目的に戻すことなど。リーヴス財務大臣は同月26日、2025年の財政演説の中で同提言を実行するための計画を3カ月以内に発表する予定だと述べた。またONRは、提言を反映した新戦略案を来月公表する予定だという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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