欧州委員会は2025年12月3日、ロシア産ガスの恒久的な輸入停止について、欧州議会およびEU理事会との間で暫定的な政治合意に達したと発表した。

LNGについては、2025年10月に採択された第19次対露制裁に従い、短期契約などに基づく輸入は2026年4月25日以降、長期契約に基づく輸入は2027年1月1日以降、禁止される。

パイプラインガスは、短期契約分が2026年6月17日以降、長期契約分が2027年10月1日以降、輸入禁止となる。

2025年5月に公表されたREPowerEUロードマップでは、パイプラインの長期契約分は2028年1月1日以降の禁輸とされていたが、今回の合意により期日が2カ月前倒しされる。

ただし、加盟国が必要なガス貯蔵水準を満たせない場合には、1カ月の延長が認められる。

今後、欧州議会とEU理事会での正式な採択を経て官報に掲載され、発効する見通しである。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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