欧州委員会(EC)は2026年1月14日、EUの炭素国境調整メカニズム(CBAM)が1月1日から順調に施行されていると発表した。

CBAMは、EU域内に輸入される炭素集約型製品について、生産過程で排出される炭素に公正な価格ペナルティを課し、非EU諸国におけるよりクリーンな工業生産の導入を促す仕組みである。

ECによると、1月1~7日の間に1万2,000を超える事業者がCBAM認可申請を提出し、統合された税関システムを通じて、CBAM対象品を含む約1万500件の輸入申告が自動かつリアルタイムで処理された。

また、1月1~6日の間に申告されたCBAM対象品は約166万tで、内訳は鉄鋼が98%と大半を占め、肥料1.2%、セメント0.5%、アルミニウム0.3%だった。

一方、電力・水素部門の申告はゼロだった。

対象品の主な原産国は、トルコ、中国、インド、カナダ、台湾、ベトナムだった。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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